10月はフランスの人気アンカードルモン作家・
Isabelle de CLERCK(イザベル・ドゥ・クレール)さんの
ワークショップが京都、神戸、名古屋、東京にて開催されました。
最終日の東京・市ヶ谷でのレッスンを取材させていただいたので
その様子を少しだけご紹介します。
最後にイザベルさんからのメッセージもあるので
ぜひご覧くださいね。
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この日行われたのはCOURS ATELIER(クール・アトリエ)
という少人数レッスン。
参加者の方は前もって
イザベルさんがセレクトしたドキュモンの中から好きなものを選ぶか
または自分の好きなドキュモンを提示。
すると、イザベルさんがフランスで
それぞれに合う額装をデザインし、最適な化粧紙なども用意してくれて
それを元に制作を行うというものです。
10時30分〜16時30分までの長丁場にも関わらず
皆さん、疲れた様子もなく、とにかく楽しそう!
むずかしいテクニックやポイントとなる技術が使われる時には
皆で集まってイザベルさんの手元に集中。
裏技やコツをしっかり教えてもらいました。
完成の形が少しずつ見えてくると
期待感がふくらみ、あちこちで歓声が。
仕上げ間近までできた作品の一部をご紹介します。
ドキュモンによって全くテイストの異なるデザイン。
どれも個性的で素敵ですね。
ワークショップの後、イザベルさんが
この記事をご覧くださる皆さんに向けて
メッセージを送ってくださったので、最後にご紹介します。
「10月24日、東京でのワークショップに
アンカードルモン・アンのサイトの取材が訪れました。
それはとてもうれしいサプライズで、とてもうれしい再会でした。
今回は、私のフランスのアトリエで開催しているワークショップと
同じような内容のレッスンを行うことができました。
各生徒さんがドキュモンを選択し
私が前もって各生徒さんのために
個性的なデザインプロジェクトを準備しました。
これらは「フレンチタッチ」という新しい手法で
変わったテクニックではありません。
さまざまなデザインをすべて考えた後、作成に取り掛かりました。
使用されるテクニックはシンプルで
多くの場合、生徒さんはそれらを知っていますが
演出方法にはすぐに満足していただけたようです。
この手法は、同じワークショップでの作品に多様性を持たせ
生徒の皆さんに楽しんでいただけるものです。
フレンチタッチ風な仕上がりのアンカードルモンを伝えるために
これからも私は来日したいと思っています。
ご興味を持たれた方には、次の機会にぜひご参加をお待ちしております」
by Isabelle de CLERCK(イザベル・ドゥ・クレール)